1 改正の趣旨


[通知] 医療法施行規則の一部を改正する省令の施行等について(特定機能病院制度の見直し)

第一 改正の趣旨

医療の提供に際し安全を確保し、未然に事故を防止することは、そもそも医療機関の当然の責務といえるが、特定機能病院については、その規模、機能及び我が国の医療における位置付け等にかんがみて、一般の病院以上に安全管理の体制確保の取組が求められること。このため、今般、特定機能病院制度における、安全管理の体制確保の取組を「高度な医療の提供」に不可欠な要素として明確に位置付け、特定機能病院が提供する医療に対する国民の信頼性の維持・向上を目的とするものであること。
なお、今回の見直しに当たって、医療審議会の答申(「特定機能病院制度の見直しについて」(答申)」(平成一一年一二月八日医療審二三号。以下同じ。))において「特定機能病院は、安全な医療の提供を担うべき医師等の人材養成をも行う医療機関であることから、医療事故の防止手法等安全管理に関する教育・研修について、適切に実施されるよう努めること。」とされており、さらに、「特定機能病院は、高度な医療の提供に加えて、研究開発及び評価、研修の実施等多様な機能を有することや規模の大きさから、ともすれば責任体制が不明確となることが懸念されている。このため、今回の改正の趣旨を踏まえ、安全管理に関する院内の責任体制を明確にするとともに、医療の提供に際し、管理者自らが、積極的に、必要な安全の確保に取り組んでいくことが重要であること。」とされていること。